私はバッグからピアッサーを

取り出して先生に渡した



「やって」

「は」

「だって留衣いないんだもん!」



先生は「はあ」と溜息をついて

私の髪をかきあげ、耳に掛けた


「いってえぞ?」

「う」

「ズッキズキするぞ?」

「うう」



私が涙目になってくると先生は

その目にチュッとキスをして



「俺が優しくしてやるよ」



すると先生はピアッサーを

私の耳たぶにあてた