土砂降りの雨の中
俺はコンビニへと向かった。

俺の名前は

柏原良夜(カシワバラリョウヤ)

25歳

とある会社の社長をしている。

まぁー親父の仕事をついだだけだけどね。

それにしても…
雨すごいなぁー…
傘さしてても濡れる…

ふと、近くの公園の池をみて
そう思っていると…

にゃー…

ネコの鳴き声がする…
夜で暗い公園をジッとみつめると、そのには沢山のネコがいた。

「野良猫か…」

ボソッとそう呟き、少しの間ジーッとネコの集団を見つづけてるとあることに気づく。

「人??」

俺はそれに目を疑う…

なぜならそこには

猫に囲まれるように倒れている
小柄な女の子がいたからだ。

慌てておれが近づくと、

シャーーーっ

と猫達が警戒して毛を逆立てる。

それはそこに倒れている女の子に近づくなとでもいっているようだった。

でも、女の子をほっとくわけにはいかないので、

「俺はなにもしない。」

猫にそう言うと言葉が通じたのかよくわからないが、警戒するのをやめてその場から離れていった。

俺は女の子に近づき抱き上げると同じに、無数の傷と腕にある痣…
そして首にしてある…
首輪…

「…」

俺は目を見開いた。

DVでもうけていたのか??…

…ってか、熱あるよこの子…

…家に連れて行くか…


俺は女の子を家に連れて行くことにした。

…コンビニにはよらず、家に引き返してきた俺はタオルを取り出してきて少女を包み込む。

雨に濡れたせいか、体が冷え切っている。

とりあえず服を脱がせる。

そこで気づいたのは発育のいい体そして…痣や傷。

体は小柄なのにでてるとこはでていて子供とは呼べない。

痣や傷をみていじめかDVを受けたことがはっきりとわかる。

そんなことを考えながら、少女に服を着せてベッドに寝かせた。

その後少女が起きる気配がなかったので少女のおでこに冷えピタをはり、お風呂にはいってソファーで寝た。