もう、しょうがないよね! うん。 しょうがないしょうがない! 自分でそう納得して、ベッドの上にある小さなカバンを手に持った。 よし! もう一度鏡で全身をチェック。 顔はかなり残念だが、全体的には…まぁ良しとするかな。 「お母さん、ちょっと出かけてくる!」 「あんまり遅くならないのよ〜」 「はーい。」 そうして私は家を後にした。