「浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件2」



「ねぇー、ゆーなっ。」


「…っ」


耳のすぐ横で呟かれてピクッと体が反応してしまった。


「見ないの?
じゃあ…。」


赤い絨毯を見つめながら唇を噛む私のもとに、ヤツのもう一方の手がスッと伸びてくるのが見えた。