バンッ 麻琉の部屋のドアが勢いよく開いた。 「亜梨沙は買い物に行く気だ!! 俺らもあとをおうぞ」 俺らは母さんと麻琉の後を追った。 ショッピングモールに着くと男どもが麻琉を見てくる。 本人には気づいてないからこっちが、気が狂いそうだ。 「来駕、あの男の目は亜梨沙と麻琉をねらってんぞ」 父さんがそう言っているかのように俺を見てきた。 店に入るとどれも麻琉に似合いそうで、 父さんと麻琉に選んでたら母さんから聞きたない会話が聞こえた。