空色満開


俺は何も答えない。



この女は「いいこと教えてあげるのにな~」


俺のことをチラチラ笑いながら聞いてくる。




「なんだよ」
俺が言うと



「もうすぐ・・・わたしの誕生日で~す」

この女。





「消えろ」


俺は部屋を出ていこうとした。


次にこの女の話を聞くまでは・・・・