「芸能人である前に、私は一人の人間なの!
触れられたくないプライベートまで、無理矢理踏み込まれて、やりたくもないことを強制されて......!
そこまでして続けたくない!
それなら、もうやめる!」
「そうか。やめたいなら、やめろ。
何かあるたびに、毎回毎回仕事を放り出されるなら、こっちだって迷惑だ」
勢いよく俺の手を振り払って大声を出すミヒと、おかしくなるくらい正反対に俺は冷静だった。
別にやめてほしいと思っているわけじゃないが、そんなことでやめたいと思うくらいなら続けていけないと思うのは事実だ。
才能があったとしても、時の運や特別な何かがなければ簡単には生き残れないこの世界。
カメラの前では笑っていても、誰だって色んなこと我慢してやってるんだ。
しかし今の状態のミヒにはいくらなんでも厳し過ぎただろうか、もう少し優しい言葉をかけるべきだっただろうか。
下唇を切れそうなくらいに強く噛み締めるミヒ、俺だってこいつの気持ちは痛いほど分かるのに。
それなのに、結果ありきでしか言葉をかけてやれない自分が悔しくなる。
あいつだったら......と思わなくもないが、やはり俺には下手ななぐさめなんてできないみたいだ。
触れられたくないプライベートまで、無理矢理踏み込まれて、やりたくもないことを強制されて......!
そこまでして続けたくない!
それなら、もうやめる!」
「そうか。やめたいなら、やめろ。
何かあるたびに、毎回毎回仕事を放り出されるなら、こっちだって迷惑だ」
勢いよく俺の手を振り払って大声を出すミヒと、おかしくなるくらい正反対に俺は冷静だった。
別にやめてほしいと思っているわけじゃないが、そんなことでやめたいと思うくらいなら続けていけないと思うのは事実だ。
才能があったとしても、時の運や特別な何かがなければ簡単には生き残れないこの世界。
カメラの前では笑っていても、誰だって色んなこと我慢してやってるんだ。
しかし今の状態のミヒにはいくらなんでも厳し過ぎただろうか、もう少し優しい言葉をかけるべきだっただろうか。
下唇を切れそうなくらいに強く噛み締めるミヒ、俺だってこいつの気持ちは痛いほど分かるのに。
それなのに、結果ありきでしか言葉をかけてやれない自分が悔しくなる。
あいつだったら......と思わなくもないが、やはり俺には下手ななぐさめなんてできないみたいだ。


