全部ミヒの言う通りじゃないか。
関係ないなんて突き放すなら、どうしてキスしたりしたんだ。
遊びたいだけなら、他の女を選べばいい。
人の女に手を出して、厄介ごとなんてごめんだ。しかもこいつは一度手を出したら、しつこそうな女だって最初から分かりきってただろ。
わがままで物分かりも悪くて、しつこくて、俺の一番苦手なタイプの女じゃないか。
そうだ、ミヒが誰と付き合おうがどうでもいいはずだ。そうだろ。
そのはずなのに、どうしてこんなに心が乱されるんだ。
「話をすり替えるなよ、俺がキスしたかしてないかでキャシーとの関係が変わってくるのか?そうじゃないだろ。
どうしてキスしたか?あれも、仕事の一環だ。
お前とはただの仕事仲間で、それ以上にもそれ以下にも思ってない」
「......それが本心なんですね?」
自分が何をしたいのかも分からない。
俺はミヒの涙をぬぐってやることも、誰かに本心を話すことすら、それさえもできない男だ。
こんな男よりも、俊輔の方がいくらか、いや俺に比べたらどんな男だって、俺よりはマシだろう。
だけどそれでも、こんな俺に、キャシーや他の女が愛想をつかしても。
いくら突き放しても、ミヒだけはずっと俺を見ていると、心のどこかでは思っていたのかもしれない。
......そんなはずないのにな。
関係ないなんて突き放すなら、どうしてキスしたりしたんだ。
遊びたいだけなら、他の女を選べばいい。
人の女に手を出して、厄介ごとなんてごめんだ。しかもこいつは一度手を出したら、しつこそうな女だって最初から分かりきってただろ。
わがままで物分かりも悪くて、しつこくて、俺の一番苦手なタイプの女じゃないか。
そうだ、ミヒが誰と付き合おうがどうでもいいはずだ。そうだろ。
そのはずなのに、どうしてこんなに心が乱されるんだ。
「話をすり替えるなよ、俺がキスしたかしてないかでキャシーとの関係が変わってくるのか?そうじゃないだろ。
どうしてキスしたか?あれも、仕事の一環だ。
お前とはただの仕事仲間で、それ以上にもそれ以下にも思ってない」
「......それが本心なんですね?」
自分が何をしたいのかも分からない。
俺はミヒの涙をぬぐってやることも、誰かに本心を話すことすら、それさえもできない男だ。
こんな男よりも、俊輔の方がいくらか、いや俺に比べたらどんな男だって、俺よりはマシだろう。
だけどそれでも、こんな俺に、キャシーや他の女が愛想をつかしても。
いくら突き放しても、ミヒだけはずっと俺を見ていると、心のどこかでは思っていたのかもしれない。
......そんなはずないのにな。


