「そうか、だったら俺と同じだな。
......続きは?」
「生みの母親の方から、高校生になった頃から手紙がくるようになったんです。
事情があって私を預けたけど、1日も私を忘れた時はなかったって。
できれば......会いたいって」
自分の話ばかりをする気もなかったし、こんなこと今まで誰にも話したことなかったけど。
エリックさんが黙って聞いてくれているので、なんとなく話してしまう。
「私は会いたくない。
どんな事情があったとしても、私を捨てたことには変わらないんです。
一番辛い時に連絡してくれなかったくせに、今になって......都合が良すぎる。
死ぬまで、会いたくない」
私を捨てた人なんて、許せるわけない。
ひとりぼっちの小さな私を助けてくれなかった人なんて、許せるわけない。
手紙に同封されていた写真が整形前の私に似ていて、ますます自分の顔が嫌いになった。
だけど......返事を一度しか返してないのに、しつこく送ってくる手紙を一通も捨てることができないのはどうしてだろう。
テレビに映る私がすごく可愛かった、DVDやCDも毎回買って感想をいちいち報告してくるのが少し嬉しいのはどうしてだろう。
憎いはずなのに、私を捨てた人なのに。
......続きは?」
「生みの母親の方から、高校生になった頃から手紙がくるようになったんです。
事情があって私を預けたけど、1日も私を忘れた時はなかったって。
できれば......会いたいって」
自分の話ばかりをする気もなかったし、こんなこと今まで誰にも話したことなかったけど。
エリックさんが黙って聞いてくれているので、なんとなく話してしまう。
「私は会いたくない。
どんな事情があったとしても、私を捨てたことには変わらないんです。
一番辛い時に連絡してくれなかったくせに、今になって......都合が良すぎる。
死ぬまで、会いたくない」
私を捨てた人なんて、許せるわけない。
ひとりぼっちの小さな私を助けてくれなかった人なんて、許せるわけない。
手紙に同封されていた写真が整形前の私に似ていて、ますます自分の顔が嫌いになった。
だけど......返事を一度しか返してないのに、しつこく送ってくる手紙を一通も捨てることができないのはどうしてだろう。
テレビに映る私がすごく可愛かった、DVDやCDも毎回買って感想をいちいち報告してくるのが少し嬉しいのはどうしてだろう。
憎いはずなのに、私を捨てた人なのに。


