たとえ愛なんてなかったとしても

まずキャシーは却下として。
ミヒも集中してないみたいだからちょっとな......。

エリックと英俊はさっきやったから、となると消去法で選べるのは俊輔しかいない。

消去法で選ぶのもアレだけど、仕方ないか。



「客席から選んだらどうですか?
北京の彼女きてるんじゃない?」


「突拍子もないこと言うのはやめてくださいよ。
さっきから、俺にばっかり。

そんなに俺に興味があるなら、後で個人的に聞いてください」



キャシーがまた返答に困ることを言ってきたが反撃したら、苦笑いしていた。


興味がない人間に、興味があると勘違いされるほど不快なものはない。

たいして興味もない女優と共演した時に、番組的に興味がある振りをしなくてはいけない時とか。


キャシーも内心頭にきてるんじゃないか。
立場的に興味あるともないとも言えないしな。

興味ないことは間違いないだろうが。



「炎彬さんとキャシーさんでお願いします。
とても仲が良いみたいなので」



やってやったとほくそ笑んでいたら、俊輔を指名するより早く、まさかの司会からの最終宣告。


お互いに相手を陥れようと質問し合ってたのが裏目に出たか。
最悪だ......。