「ヨンウンさんたちは仲が良くていいですよね。
ケンカとかしないんでしょうね......」


「うちだってケンカなら毎日のようにしてるぞ。
みんな子供だからな。

ケンカっていうよりも、俺が子供たちを叱る感じだ」



ケンカするほど仲が良いって言うし、まあケンカぐらいするか。


にしても子供たちって......、同年代だろうに。



「そんなこと言って、クールぶってるけど、ヨンウン兄もたまに手がつけられない時あるよ。

この前も、楽屋に置いてあった肉まんがなくなったぐらいで、
誰が俺の肉まん食べたんだ!
ってマジギレしてたし。

たかが肉まんで、あんな剣幕で怒られたら、食べた人も食べましたって言い出せないです」


「は!?
たかが肉まん、だと......?

あの時の肉まんは、ただの肉まんじゃないんだ!

マネージャーに頼み込んで買ってきてもらったアツアツの肉まんを楽しみに収録がんばったのに、なくなってた時の気持ちが分かるか?

もしかして......食べたのお前だろ!」