「ちょっと!!待ちなさいよ!!」


麻希は、店を出て行った3人を追うように走り出し、ドアを開けて、3人に向かって・・・

いや、片山に向かって大きく叫んだ



「片山君!ユメさんは、アナタの為に今頑張ってプロレスしてるんだよ!!」



その言葉に、片山は、スッと立ち止まり麻希の方を振り向いた。