ドロップキック【ワタシとアイツ】

なんか…高そうなレストランじゃないの?


ドアを開くと、そこにリッチそうな男性が立っていた。



「いらっしゃいませ。」



頭をペコリと下げて、リッチそうな男性が優しく微笑んだ。


アイツは、それにペコリと返して胸の前でピースを作り、『2人です。』って伝えるとワタシ達は、
窓際の席に案内された。


記念撮影みたいに、ワタシもピースサインをしていたのは内緒だけど。