『うん。知っているよ。』



照れくさそうに、また元君は素直に答えた。渋谷系のチャラ男かと思っていたけど、案外純粋な男の子なのかもしれないと、密かに思っていると、アイツはさらに確信をついた言葉を発した。



「誰だよ?名前を言えよ!!」