ドロップキック【ワタシとアイツ】

「あの…スイマセン。」


ワタシは、店員さんに次の補充便がいつ来るのか尋ねようと話しかけた。


「はい。」


ゆっくり、ワタシは店員さんの方を見ようと首を動かす。


すると、



「あれ?もしかして、友田?友田ユメか!?」


店員さんは、店内に聞こえるぐらいに大きな声で…

その大きな声で、店内にいるお客さん達は、全員ワタシの方を見ている。

その光景に、みるみるワタシの顔は、赤くなり恥ずかしさが込み上げてきた。

なんか、変に居づらくなりカゴを元に位置に戻すと、慌ててコンビニを出ようとした。