ドロップキック【ワタシとアイツ】

「ギブアップ…」


アイツは、ノックアウト。


斎藤先輩は、その声に習慣的に反応して我に返り、アイツからようやく離れた。

「あっ、ごめんなさい!つい興奮しちゃって・・・。」


この人にいつかドロップキックを炸裂させてやる!とワタシは強く誓った。