ドロップキック【ワタシとアイツ】

そして、




「まだまだ!!もっと気持ちを込めて、ぶつけてきなさい!」



ワタシの必殺技になる、ドロップキックの練習。



毎日、斎藤先輩のキツい言葉と、リングに叩きつけられる音がジム内に響く。


ワタシの体は、あざができ、痛々しいぐらいになっていた。