「そっか。じゃあ、悔いのないように練習するしかないわね。」


ワタシの想いが通じたのか、斎藤先輩は指をポキポキ鳴らして、やる気満々状態。


なんか変なスイッチが入ってしまったのか、かなり恐ろしい、、、



でも、ワタシは逃げない。ちゃんと、勝って、アイツに想いをぶつけるんだって、心に決めたから。


「さあ~、まずは走りに行くわよ~!」


「はい!!」



元気いっぱいにワタシはジムを飛び出した。