毎日、毎日、斎藤先輩の罵声を浴びながら、今日も無事?に練習が終わったな~と、すっかり夜になっていた外。


桜も、もう散り落ちているそんなある日、ワタシの携帯が鳴り出した


鞄から、取り出しそっと着信を確認すると、そこに表示されていた名前に少し驚いた。



【片山ミチ】



少し、戸惑いしばらくほっておくと、携帯は静かに、鳴り止んだ。