ウソつき恋愛<番外編追加>

これは期待できそう。


「ねぇ、何すればいいと思う?」


「よしっ。ヤキモチをやかせよう」


「え?」


あたしは首を傾げた。


「麻結ちゃん、これから毎日オレのとこに通うこと」


え??


「そんなんでいいの?」


「何?文句ある?」


「いや、ないです」


あたしはフルフルと首を横に振った。


こうして、あたしの秘密の作戦が始まったというわけだ。