ウソつき恋愛<番外編追加>

「あっ、波斗君!」


突然、声を上げる麻結。


振り向くと、波斗がこちらを見ていた。


「どうした、祥。目が笑ってないけど」


「ねぇ、波斗君……」


助けを求めるように波斗を見る麻結。


「あぁ、放課後のこと?祥、心配しなくていいよ。別に悪いことしてるわけじゃないんだから」



俺をなだめるかのように言う波斗。


なぜお前が話に入ってくるんだ?