「ここ家だから。ありがとうね」 「おう。また明日な」 と言って去っていった。 「ただいまー」 部屋に上がり、枕に頭を突っ込む。 「はぁー」 ため息の中には、色んな物が詰まっていて。 色んな想いもあった。 それぞれが、すごく悩んで、 あたしも今1つの自分の壁を壊した。