「俺と隆裕ってさ、幼稚園からずっと信頼しあえる仲、っつーか…裏切ることができねけつーか、そういう存在なんだよな…」 羽田くんは少し懐かしそうに言った。 「まあでも中学では少しバラバラになったけどな」 すぐそこには公園があった。 「俺らの中学の時の話知りてえ?…もちろんあいつの隠してることとか、誰にでも言えるようなことじゃねえことは言えねえけどさ、」 「じゃあ聞く。興味ある」 公園に入ってベンチに座ると、 話なっげーぞ? そう言って笑いながら話始めた。