「着替え置いとくよ」 「あ、うん。わかった…」 心拍数がどんどん上がっていく。 「ゆっくり入りなよ」 そう言うと出ていったであろう隆裕くん。 「ただいま戻りました…」 お風呂から出てくるとテレビを見てる隆裕くん。 「おかえり…」 驚いたような顔でこっちを見てる。 「Tシャツだぼだぼだね。やっぱズボン用意しなくて大丈夫だったみたいで良かった」 何だろう、この微妙な距離。 「あ、飲み物いる?」 「うん、欲しいかも」