ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




七海から水を受け取った隆裕くん。



なぜかペットボトルの蓋を開けると、



思いっきり羽田くんの顔に水をかけた。




「つべたっ」



羽田くんがバッと起きると、



他の四人は腹筋が痛くなるほどに爆笑した。



「うわ、頭びちょびちょじゃん、まじかよ…」



「この方が酔い覚めるだろ?」



「確かに冷めたけどよー…」




何か言いたげな顔をしながらも黙って、




「あ、タオルあるよ、いる?」





貸すとサンキューと言って頭をガシガシふいた。