先輩は馴れた感じでどんどんステージへ出て、



すぐに戻ってきて着替えをしていく。




うわー、あたしの番じゃん…




バッとステージへ立つと、すごい人。



わかってもいたし見てもいたけど…、





「うわ、あの子だよポスターの子!!」




「やべーーー!」




「あれ、誰?1年なの?」



いろんな声が飛び交う。



歩いていくと、七海と原くんが仲よさそうにこっちを見ていた。





「秋穂ーーー!かっこいーーー!」




声でかい、七海。



内心思いながらも、少しだけ落ち着けた。