「雅人ー、俺らも俺らでまわろうぜ、めんとくせえ」 スマホをポケットに閉まったチャラ男くんが言う。 「わったよ、」 そう言って去っていく二人。 「最初どこ行く?」 微笑みかけられて、 「うーん…じゃあ取り合えずあれ?」 かき氷を指差すと、 「秋穂やばい。かわいい」 「かわいいって何それ!?やめてやめてー!」 そんなことを言いながら、かき氷の屋台へ向かった。