ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。






「あー…あの先輩とちょっと色々あってさ、また秋穂も取られちゃ…なんでもない、食べよ」



頭にポン、と手がのせられる。



「?うん」



頭にハテナマークが浮かぶけど、取り敢えずおなかも空いたので



とにかく食べてしまおう、と開き直った。







「はー…おなか一杯ー」



時計はもう21時を過ぎている。




『まだ、グラウンドまたは校舎などに残っている生徒はただちに帰りましょう』



その放送が聞こえて、みんなぞろぞろと荷物を持ち、帰っていく。