ドーン、と花火の音がする。 「うわあ…綺麗…」 隆裕くんが顔だけこっちの方に向けて 優しく唇を重ねる。 元カノもまだまだ何かありそうだし、 色々壁はあるだろうけれど、 それでも隆裕くんとなら大丈夫。 そう思いながら抱きついた。