美夜は、慣れた手つきで材料を切って 炒めていく。 「悠雅、鍋ある?」 「上の棚。」 とは、言ったものの… 届かねぇだろ、こいつの身長じゃ。 俺は立ち上がってキッチンに入り、 背伸びして手を伸ばす美夜をよそに、 軽々と鍋をとって、美夜に渡した。 「ありがとう」 ふわっと微笑む美夜。 まぁ、これくらいは、な。