やってきたのは、土手。 見えるはずの夕日が…見えない。 しゃがみ込むあたし。 雨が降ってきて、あたしを濡らす。 空は、先が見えない暗闇のようだった。 「…美夜」 びくっ… おそるおそる振り返ると… 「悠雅…」 息を切らして、肩で息をする悠雅がいた。 「帰ろう」