俺のもんだろ


「ないよ。そんなの」



「ないはずないだろ!!真奈から来てるはずだ!」



なんで…、今になって…





「来てないよ」


来てるけど、絶対いわない…





「じゃあ、なにやってるんだ!?借金も返さず…」





「あんたが作った借金でしょ!?自分でなんとかしなさいよ!!くそおやじ!」









あたしは走り出した。



この、悪夢から覚めるため。




この、暗闇から抜けるため。




悠雅を置いてきていることにも気づかず…