私は、翔哉くんの上に座っていたことを、今、すごく、恥ずかしく感じていて、 顔がすごくあつい……。 絶対、翔哉くんにもばれてるよ……。 「はぁー無事でよかった。ってか、何で落ちたんだ?」 翔哉くんは、ほんとに心配してくれたらしく、 そんなことを聞かれた。 「えと、森野くんが、先に歩いてっちゃって、私っ怖いとこ一人でいれなくなくて、こわくて、そんなときガサガサって聞こえて……、 怖かったから、そこからさっさと逃げようと思って