「翔哉くん?どうしたの?」 「……別に。ほら、勉強教えてほしいんだろ?分かんないとこどこ?」 「うっうん。えと…ここ」 俺らは机に座って、勉強をしだした。 「………ここわかんないんだ。へぇ」 「……どうせ私は、バカですよー」 「俺、何もいってないけど?」 「言ってないけど、絶対思ってたもん」 「うん。思った。」