*** 「はあああーーー」 只今休憩中。 座ってお茶を飲んでいた私は、思わず大きなため息を零した。 「どうしたの」 私の向かいの椅子に座って話しかけてくれたのは、北岡さん。 「いえ……、ただちょっと落ち込んでただけです」 「あはは、凌くん、すごいもんね」 そう。 北岡さんが言うように、凌のカメラの前でのモデルっぷりに私は軽くへこんだ。 ……あまりに、オーラがありすぎて。 私よりずっとこの世界に向いてるんじゃないかと思う。