私が固まっていると、 翔平はくしゃりと笑って、寝室へと消えていった。 私は額に手を当てて、しばらくその場を動けなかった。 翔平の唇が触れたところが熱い・・・。 顔に熱が集まるのが分かる。 また胸がドキドキしてる。 私は、ようやくリビングに戻り、ソファーに横になった。 翔平が出してくれたブランケットは、すごく肌触りが良くて、暖かかった。