うーん。 ま、眩しい。 カーテンの隙間から朝日が差し込む。 私は、ゆっくりと目を開けた。 よく見慣れた天井が目に入る。 ・・・私 戻ったんだ・・・。 ハっとして、隣を見たけど 誰もいない・・・・・。 ついさっきまで一緒にいた翔平は、もういないんだ。 温もりは はっきり覚えているのに・・・。 「うぅ・・・・・、ひっく・・。」 急に寂しさが込み上げてきて、涙が止まらなかった。 やっぱり、逢いたい・・・。 翔平・・・。