私はたった3日間だったけど、 翔平と過ごし、翔平に恋をした。 翔平の心地よい声、安心する匂い、笑ったときの優しい顔を しっかりと自分の記憶に刻んだ。 今度『私』が翔平に出逢えるのは、いつのことだろう。 私はその時が来るのを、刻んだ記憶と共に待つ。 翔平、大好きだよ。 また、逢おうね――――。 そう思いながら、意識を手放した。