「ありがとう。」



そう言って椅子に座って、修にお金を払おうとしたが、



「良いよ」



と言われ、もう一回お礼を言われてからお金をしまった。
 そこから無言で食べる。気まずくないし、むしろ心地良いと思う。



「由宇、美味しいか?」



と言われて



「美味しいよ」



と言って笑った。今日は修と一緒にいていっぱい笑った気がする。



「そろそろ行くか?」



そう言って手を差し出す修に微笑んでから私も手を差し出した。



そして、家まで修に送って貰った。


修は一人暮らしに驚いていたけど・・・