だんだん恥ずかしくなって、急に目頭が熱くなった。
晃は私の身体を引き寄せて、
「お前は、最高に最強に美人。」

と言われながらギュッとされた。
お世辞でも、晃に言われて嬉しくなった。
「晃、ありがとう。」

なんで、泣きそうになってたんだろう。
いきなり、幸せな気持ちが舞い込んで来た。

「帰ろ!」

その帰り道はいつもより全然話せなくて、

でも、気まずさとか全然なかった。