「きゃあ!!妃菜!!」 何人かの女子生徒が歓声を上げた。 「せっせんせ・・!大丈夫だよ、恥ずかしいよ・・・」 相川にそう言われ、ぱっと相川を見ると顔がすぐそこにあった・・・。 「ごっごめん・・・!!!」 ち・・・・ちっけぇぇ////// って当たり前だよな、抱きかかえたの、俺だし。 「でも・・・ありがと」 また、相川はそっとつぶやいた。 「おう・・・」 今度は聞き返さずに、ちゃんと返事をした。