相川が見えなくなったとき、へにゃ~と体の力が抜けてしまった。 「なんだったんだ・・・。てゆーか俺は何を考えてんだ・・・」 なに考えてんだ、俺。 教師だろう、俺。 相川と話せただけでなに嬉しがってんだ、俺。 自分で自分が分からなくなってきた。 セーブの効かない気持ちに・・・・歯止めをかけないと。 焦る気持ちがあるものの・・・・癒されたのには間違いない。 あいつは、不思議な存在だ。