「なに言ってんだよ。ダメにきまってんじゃん!何かあったら誰が責任とるんだよー」




猛反対する、村上先生。




「俺も素直にいいぞとは言えないかな。肝試しって夜だろ?本当に何かあってからじゃおそいからな」







「はぁい・・・・」







島崎は、俺ら二人の反応を聞いて、しょぼんと肩を落とし、教官室を出て行った。



「ね、ね、どうだった?二人の反応」

「OKだった??」




教官室の外で、島崎を待っていた他の生徒が反応を聞いていたようだった。



「ダメだって。子供だけじゃ危ないって。あーあ、みんなに何て言おう?企画したの私たちだし・・・。」





あいつらの会話、丸聞こえ・・・。








そのとき、俺の教師魂に火がついた。