俺がそう言うと、妃菜は安心したようにニコっと笑った。




「うん!!!ありがと、せんせ!私、先生に似合う女性になりたい。もっとキレイになって、お似合いだねって言われたいんだ!」





「そか。でも、俺はそのままでも十分可愛いと思うんだけど?」






「可愛いじゃダメなんだよ~!キレイにならなきゃ、先生に似合わないもん。私、世界中の女の人を敵に回しちゃったしさぁ」






そう言って妃菜はうつむいた。




俺は、妃菜の頭に手を乗せた。







こいつ・・・・どこまで可愛いんだよ~!!!?




妃菜の髪をくしゃくしゃってした。






「せんせぇ~やめてよ~?!」




「だってお前、可愛すぎ!俺は、お前が思っているより全然モテないからっ。だから、背伸びはしなくていいから、な??今は可愛い妃菜のままで十分だよ」





「ほんとに・・?ありがとう、先生!だぁいすき!」




またまた可愛い笑顔を俺に向けてくれた。