「あ、うん。大丈夫だよ。」
なんて、面白くない返事。
《そっか。良かった。》
なんかあった・・・よな、やっぱり。
「どした、妃菜?俺に何か話ある?」
ホントは俺があるんだけど・・・弱い俺はこういう言い方しかできなかった。
《うん・・あるよ。先生もあるでしょ?会って・・話せないかな》
先生もあるでしょ?っていう言葉に心臓がドキッとした。
「おう・・そうだな。もう少し暗くなったら、お前の家行くよ。またその時は連絡するから」
《わかった。待ってるね》
俺はそう言って、電話を切った。
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