「ちょっと、隣、いい?」






「仕方ないな、他のやつには内緒だぞ」




いつになくしょんぼりしている斉藤。



仕方なく、隣に座らせた。








「あのさ、この前言った話・・・覚えてる?」




この前の話・・・。




覚えてない訳がない。





「ああ・・・どした?」





「うん、相川さんさ、やっぱり好きな人がいるみたいなんだ。俺、この前告白したんだよね・・・」





「え!?!?!?」




告白した??????




俺、聞いてない・・・・・・。




俺は驚き過ぎて、心臓が止まるかと思った。