「先生、私、覚悟はできてるよ。正直に言うと少し怖いなって気持ちもあるけど、それでも先生が好きっていう思いの方が何倍も強いから。だから、先生さえ私の心の中にいてくれれば大丈夫。私、強くなるよ」
そう言ってニコッと微笑む相川が愛おしくてたまらない。
こいつを好きになったのは間違いじゃなかったみたいだ・・・。
「ありがとな、本当に。俺、しあわせ~!!まぁ、今の時代、ケータイもあるから会えなくても連絡取れるしな。うざいぐらいに連絡してやるぅ~!」
「ふふふ♪先生からの連絡、うざいくらいにずっと待っとくからね!」
「言ったからな?俺、かなりしつこいよ?」
俺たちはまた笑い合った。
俺らって、仲良しぃ~~~~!!
相川となら、何でも乗り越えられる気がするよ。
「相川、曽根元のことは、この前ちゃんと断ったから。だから安心して。でも、あいつ絶対諦めないからって言ってたから、これからもお前に心配かけるかも・・」
俺がそう言うと、相川は俺の頭をよしよしって撫でてくれた。
「あ、相川・・・??」