あふれるほどの愛を君に


早く忘れて彼女の結婚を祝福できるように、ただの会社の後輩の一人に戻ろうとした。

彼女と話すことを、一緒に昼食を摂ることを、同じチームで仕事をすることを避けて僕は、仕事に集中するため長期出張に出た。

でも、その出張先へサクラさんは僕を追いかけて来てくれた。

婚約解消をして(これは僕のためではないと言われたけど)、久米島なんて遠い場所まで20時間もかけて飛んで来てくれたんだ。


……と前置きが長くなったけど。

その時にサクラさんの背中を押してくれたのがリンさんで、だから僕等のキューピットというわけだ。