「なっ、そんなの言いがかりよっ!!」
私はあまりの苛立ちに
強い口調で言うことができた。
そんな私を見るのが初めての
蒼空は目を大きくして驚いていた。
でも、すぐに蒼空は
「そうよっ!!
私たちは海翔と和真に
付きまとってなんか居ない!!」
突き飛ばしてきた人は
下唇を噛んで
「海翔様と和真様があなたたちに
付きまとってるとで言うの!?」
「最初はそうだった、
でも、今は大切な友達なの!!」
私はそう言った。
「そうよっ!!だから、
もう言いがかりを言ってこないでっ!!!!」
蒼空が睨みながら言った。
別の女の子が
「2人は男嫌いだって
言うのは嘘なんだね!!
本当はすごく男好きで
いっぱいいろんな男と
遊んでるんぢゃないの!?」
……違う違う
そんなことしてない…。
