「……ラ、…クラ、サクラ!!!」


「えっ!?何??」


お兄ちゃんは
何度も私を呼んでいたみたい。

返事をしなかったから
心配な顔をしていた。


「大丈夫か??」


「うん、大丈夫だよっ」


「ならいい♪学校まで
送ってやるよ♪」


「ありがとう☆」


お兄ちゃんに
バイクで送ってらい
クラス分けの紙が貼ってある
掲示板に向かっていた。